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看護師になりたかった過去②

3.短大の時

栄養系の短期大学は2年間の中で沢山の実習や授業があり、とっても忙しかったです。でも今考えると看護学校よりはずっと学生らしい生活ができていました。短大ということで、あっという間に就職活動がやってきます。栄養士の資格がとれる大学、短大の中には、あまり栄養士として就職しない学校も多いようですが、私の通った短大は比較的栄養士として就職する人が多かったです。就職活動をするときも、やっぱり看護師にはなりたくて看護学校への進学も考えました😂 同級生には、看護師として働いたけれど子供が食物アレルギーになって栄養について勉強したかった人、同じように看護師よりも予防医学的な考え方を学びたい人と少し年上の方がいました。なので、その同級生に看護師になりたいと話したことがあります。「やめたほうがいい!」との意見でした🤣 もうずっと昔のことなので詳しくは忘れましたが、忙しいし、変な世界だみたいな感じだったと思います。

就職活動は大変でした。今ではインターネットが普及していますが、そのときはネットどころか携帯電話もなく…、地道に学校の数台しかない公衆電話に休み時間に走って並んで電話をかけて、やっと就職説明会に行けるという、いまでは想像もつかない活動です。それでも栄養士なら学校推薦枠でなれる可能性は高かったですが、一般事務職は難しかった。インターネットが普及していたら…、看護師になる道ももっと早く探せたかもしれません。

4.就職してから冬が近づくと毎年

結局就職は一般事務員となりました。制服のあるOLです。 お給料は大卒同等くらい、賞与も良かったです。正直、昇給がきちんとあったので、実際働いて夜勤をやってもらった看護師の給料よりは良かったです。しかも土日祝休みの夏休み&冬休みあり。有給は20日。お休みも取りやすい。悪いところはほとんどなかったです。でも…、辞めたらもう働く場所はないな。というのが正直思いでした。

そこで10年間働きました。就職してもずっと看護師にはなりたかったです。風邪ひいて病院にいくたびに羨ましかったです。私が就職したばかりの頃は、インターネットがまだ普及していませんでした。でも段々ネット環境も良くなり、色々調べられるようになったんです。そうすると社会人から看護師になった人のブログや、学校についてを手軽に調べられるようになりました。冬が近づくと入試の時期になりますよね。何人かのブログや学校のHPを開いてみていました。会社をやめたらこの好待遇の条件で二度と働けないぞ!お金はどうする?そもそもまだ注射は怖いけど看護師になれるのか?色々なことをグルグルグルグル、毎年冬が近づくたびに考えていました。

【考えたこと】

  • 仕事を辞めたらどうなるか?: 今の好待遇が得られなくなる。看護師になれるかもしれない。
  • 仕事を辞めなかったら?: おそらく安定した生活のまま老後を迎えられる。でももし職場がなくなったら。今と同じ待遇では働けない。なんなら正社員としては就職できないかも。看護師にならなかったことを後悔するんじゃないか。

    社会人入試があること、学費のこと、入学後のこと沢山しらべました。
    私はある程度預貯金がありました。就職してから7,8年目になると公立の看護学校なら仕事を辞めても、預貯金の取り崩して生活していける気がしていました。

    看護師になるには

    出典:文部科学省ホームページ (https://www.mext.go.jp/)より

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    この記事を書いた人

    私は40代後半にさしかかった、パート看護師のrikoです。
    短大卒業後、10年間は事務職として働きました。小さい頃からの夢であった看護師になるために、仕事を辞め看護学校に入学。卒業後は、2年間総合病院で働きましたがキツすぎてついていけず転職。その後は3年くらい小さめの病院で働き、結婚、出産で2つ目の病院を退職。ブランク後、子供が幼稚園になるタイミングでパート看護師として働いています。

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